今日、実家の猫、チコが亡くなりました。
13歳。あと1ヶ月で14歳というところでした。
大好きな大好きなチーちゃん。
家に来た当時私はまだ学生で、チコと遊びたいがために急いで家へ帰ったものです。
手足が傷だらけになるほど遊んでも、それが嬉しくて楽しかった。
チコは、私を「遊び相手」「自分より格下」と思っていたようですが、それでも大好きでした。
一ヶ月ほど前から様子がおかしくて、何日か病院に入院し、退院したのがちょうど一週間前のこと。
退院の次の日くらいからは歩けなくなってしまって、ほとんど寝たきり状態でした。
そして昨日の朝母から電話で「もうダメかもしれない」「何かあったら連絡するね」と。
チコの無事と、母からの電話がないことを祈った一日でした。
そして今朝、目が覚めると着信があったことに気づきました。
覚悟して実家へ電話してみると案の定、悪い知らせでした。
夜中の2時の鐘が鳴った時だったそうです。
最後に一声鳴いて、そしてそのまま逝ってしまったそうです。
覚悟していたとは言え、悲しくて悲しくて、電話の向こうの母と二人で泣きました。
でも最愛の母に最期を看取られて逝ったのだからチコは幸せだったと思います。
最後の何日かは母が食事も口元まで運んでくれたし、トイレにも朝昼晩と連れて行ってもらったし、夜は母のベッドで一緒に眠ったし、母のことを大好きだったチコには一番幸せな時間だったのかもしれません。
実家の近くの畑に埋葬するということで、仕事を終えてそのまま実家へ行ってきました。
菜の花の咲き乱れる畑の片隅に、大好きな母のシャツに包まれて、大好きなケーキも入れてお花も供えて、小さなチコを入れたダンボールを埋めました。
土をかぶせ終わると同時にサーッと雨が。
深夜にチコが逝った時にもザーッと降ってきたんだそうです。
普段は神様を信じないけど、今日はきっと神様も悲しんでいるんだね。
母が手を合わせて言っていました。
「生まれ変わってまたウチへおいでね。他のウチに行っちゃダメだよ。」と。
チーちゃん、14年間本当にありがとう。そしてお疲れ様。
ゆっくり休んでね。
そして生まれ変わったら必ずお母さんの所に行くんだよ。
↑もう数年前の画像ですが、まだ実家暮らしの頃に私の布団に潜り込んで寝ていたところ。今でもこの画像を壁紙にして使っています。
昨日から「チコは幸せだっただろうか」と考えていました。
もしそう思っていてくれたなら嬉しい限りです。
私の方こそチコに感謝。
楽しい思い出をいっぱいありがとう。
みーちゃんは今ごろ天国で幸せにしているでしょうね。
うちのチコも天国でみーちゃんとお友達になるかもしれませんね。